活動内容

雲ケ畑・足谷 人と自然の会では、自然と人との関わりを通じて楽しみ、学びながら足谷の自然を守る活動をしています。





自然観察会
自然観察会

1.自然観察会

会では季節毎にテーマをもうけ、広く一般の方を募集して足谷自然観察ツアーを行なっています。

希少生物保全活動ベニバナヤマシャクヤク
ベニバナヤマシャクヤク

2.希少生物保全活動

ベニバナヤマシャクヤクをはじめ、絶滅危惧種が多数生息している雲ケ畑・足谷地区の自然を守る活動をしています。

奥山・里山の環境保全活動
奥山・里山の環境保全活動

3.奥山・里山の環境保全活動

下草刈りや間伐作業。雲ケ畑の炭焼きの取材、応援などをしています。


水質調査
水質調査

4.調査・研究

足谷地区の地質・水質・森林の構成などの調査・研究を進めています。

林業補助活動
林業補助活動

5.林業体験・補助活動

大学生のサークルやボランティアの方と一緒に林業の作業をします。林業に興味のある若い人たちに実際の作業を伝えています。

雲ケ畑 山野の植物を訪ねるガイドブック
雲ケ畑 山野の植物を訪ねるガイドブック

6.啓蒙・広報活動

自生する植物のガイドブックや小冊子の作成。ホームページでの情報公開など、雲ケ畑の豊かな自然環境を知ってもらうための活動をしています。


研修会芦生の森研修会
芦生の森研修会

7.研修会

芦生の森研修会など、専門の先生方を迎えて研修会、観察会を企画・運営しています。

森の文化祭
森の文化祭

8.その他

雲ケ畑「森の文化祭」をはじめ各催事に出展し、地域を盛り上げる活動にも参加しています。

薪ストーブで作る豚汁と焼芋
薪ストーブで作る豚汁と焼芋

お楽しみ

足谷小屋ではストーブを囲んで豚汁や焼き芋、美味しいコーヒーをみんなで頂いたりします。時にはジビエバーベキューも…

とても楽しいひとときを過ごせます。


安全活動指針

1、取り組み(観察会・各種作業)に対する安全上の基本的な考え方

①主催者・担当者は山域での取り組み(観察会・各種作業が常に危険を伴うものであるとの認識にたちます。事前の下検分は勿論のこと当面の実施にあたっても安全遂行を優先課題としてすすめ、事後においては振り返りの活動を重視します。

②取り組みは担当者の掌握のもと複数の参加者により実施されるもので単独実施は行いません

③実施に当たって

●「事前」/取り組みに当たっては、下検分をもとにリーダー氏名、活動時間と活動場所、参加者氏名、当日の目標・手順・役割分担、服装及び備品・道具の準備状態などを確認します。これをもとに「活動計画」をつくり「案内」として会内外に事前周知します

●「当面」/特に保全作業においてはリーダーの指示のもと相互に注意し合い声を掛け合い気遣いながら実施します。作業中の安全確認は個人の判断が働くものであり自分の身を自分で守る構えが肝要です

●「事後」/リーダーを中心に「活動計画」に沿って振り返ります。作業の進捗状況、成果と成果物の確認、危険箇所や危険行為の有無の確認、備品・道具の修理・充足状態などを点検・確認し次回の観察活動や保全活動の安全遂行に生かします

④観察会・各種作業実施時の装備・服装

択伐・損木処理・草刈りなどの保全作業では着衣・ヘルメット・厚手の皮手袋・プロテクター・ゴーグル、安全ベルト、ロープなどを装備し安全遂行につとめます

採取・播種などの比較的軽微な作業や観察会実施の場合では各自が長袖・長ズボン・作業用靴(軽登山靴)・軍手・帽子の着用や準備が必要です

⑤活動時には損木・倒木や転石など危険物・障害物の有無確認と撤去に心がけます

⑥機械の使用

チエンソー・刈払機を使用する際には会が確認した経験者がこれに当たります。また必要に応じて研修機会を設けます

活動終了時には備品・道具の整理整頓、必要な補修を行います

⑦救急箱などの常備と現場への携行

救急箱の内容常に内容を確認し補充します。特に消毒薬・包帯・副木、テーピングの常備

ポイズンリムーバーの携行

必要に応じて携行食・飲料などの準備・携行は自己責任に属する部分があり各自が留意します

 

2、ケガ、ケガ発生時発生時

①ケガ発生時においてはにおいてはまず発生現場で応急処置を行いケガのレベルを確認・判断をします。

②状況により移動禁止の安静・搬送などの処置に移ります。活動参加者への車両提供依頼、119番救急通報の必要性が生じる可能性も想定します

参加者で分担し対応します

搬送病院は以下を想定します(京都鞍馬口医療センター・第二日赤・府立医大・北病院京都鞍馬口医療センター・第二日赤・府立医大・北病院)

介助者の同伴・家族への連絡などが必要な場合があり、速やかに行動します

活動参加者の氏名・連絡先は小屋にも保管します

常識的な範囲ですが、当日行動については身辺者に行先・目的・帰宅時刻などを告げておくことが大切です。取り組み内容により保険証のコピー、行動食(おやつ)などを携行します

事故・ケガをおこしたことを「不名誉なこと」「迷惑をかけない」などとして我慢・無理を通すことは誤りです。直ちに近隣の者に連絡し対応を依頼します

 

3、事故・怪我・病気への対応(別紙とします)

①切り傷・擦り傷と負傷部位②出血③骨折④動物毒(マムシ・ヤマカガシ・ハチ・毒ガ・ヤマビル・マダニなど)⑤植物毒(ウルシ科・各種花粉アレルギーなど)⑥熱中症

 

4、不意の事故

①危険箇所・危険物に気づいた者が連絡・報告し共通理解をはかります。特に落石や斜面崩落など

 

5、緊急時の連絡

①救急通報体制

運営委員の連絡網作成と掲示

参加者の連絡先名簿の作成・携行・小屋への掲示

 

6、焚火による失火防止について(会活動規則に明示の通り)

 

7、ストーブ事故

①室内の整理整頓

②退出時の消火確認の励行

③満水の消火バケツを置く

 

8、入山札の活用

①少人数での入山、個人入山も考えられますので常時訪問者は個人札を作成・保管者は個人札を作成・保管し出退掲示を励行します

 

9、ボランティア保険への加入(従来通りですが徹底する)

①年間ボランティア保険に加入する

②当日掛け捨て保険への加入(観察会など)

③伐採・損木処理・下刈りなどでチエンソーや刈払機を扱う場合の保険加入

 

10、安全研修の実施

①山地斜面の歩行、装備、機械の扱い方などの実地研修を年間計画に組み込み実施します

②危険箇所の日常的把握・確認

 

巡視活動の結果を共有します

巡視活動の結果は必要に応じ会報・HPで共有します